平成六年、神栖の地を踏んだ私は、当時の鹿島セントラルホテルの和食店「山口楼」に、板前として就業しました。それから今日まで神栖市に定住し、三十一年目を迎えております。こんなに長く地元の方々に支えられ、今に至った経緯を振り返りますと、大変感慨深い思いです。
平成十年、「日本料理 さが伴」を創業いたしました。地の利に明るくない私でしたが、これまでに培った板前としての知識を源に「怠けずに、がむしゃらに、真摯に取り組むこと」で、地域の皆様から評価を得られるのではないかと考えました。さらに、強力な応援者のお気持ちも受けまして「やらずに後悔するよりは」と無謀にも「さが伴」をスタートさせた次第です。
理念は「百年続く料理店」。
当然のことながら、テナントをお借りしてのスタートでしたが、創業三年目に現店舗を新築し、移転。「創懐食 さが伴」として今に至り、皆様のご贔屓ご支援のおかげで創業二十七年となりました。
二十七年のうちには、リーマンショック、東日本大震災、さらにはコロナという苦難の時も経験いたしました。どのような時勢でも、やさしい「さが伴」くじけない「さが伴」を土台に、皆々様に喜んでいただける日本料理店を目指し、しっかりと取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。